先輩メッセージ
Q,他科や他施設と迷った中で、当医局を選んだ最後の決め手を教えてください
当医局を選んだ決め手は、先生方との距離が近く、自然体で働ける雰囲気です。
初期研修先が当医局の関連病院で、医局から派遣されてくる先生方と一緒に働く機会が多くありました。どの先生も親しみやすく、困ったときには気軽に相談できる方ばかりで、そうした先生方の人柄に惹かれました。
見学の際にも、若手が主体的に診療しながら、必要な場面では上級医がすぐにサポートする指導体制を確認でき、「ここなら安心して力をつけられる」と感じました。腎臓だけでなく、体液・電解質管理を含めて全身を診る力を身につけられる点も魅力でした。
Q,入局前に不安だったことはありますか?実際に入局してみてどうでしたか?
主治医として、自分が主体となって治療方針を考え、患者さんやご家族に説明することに不安がありました。知識や経験が十分でない中で適切に対応できるか心配でしたが、実際の働き方としては、まず自分なりに考えた上で上級医に相談し、具体的な助言やフィードバックを受けられます。病棟や透析室業務で生じた小さな疑問もその場で確認でき、必要に応じて方針を一緒に整理してもらえるため、落ち着いて診療に取り組めます。
Q,専攻医1年目の1日のスケジュールと休日の過ごし方を教えてください
平日は朝8時半ごろから採血結果や夜間の経過を確認して病棟を回り、その後は初診外来、病棟業務、透析管理、腎生検、他科からのコンサルト対応などを行います。カンファレンスでは担当症例をプレゼンし、検査結果や全身状態を踏まえて治療方針を検討します。業務中に困った際は上級医へ相談しやすく、一人で抱え込まずに診療できる点も安心です。休日はアフタヌーンティーや友人・家族との外出を楽しみ、仕事から離れてリフレッシュしています。
Q,腎生検やカテーテル挿入などの手技・症例はどのくらい経験できますか?
腎臓内科に必要な手技を、見学から実践へと段階を踏んで経験できます。私自身、入局して5か月の時点で腎生検と透析用カテーテル挿入を約10件程度ずつは経験しました。手技の経験に偏りが出ないよう、同期の間でもできるだけ均等に経験できるよう調整していただいています。
腎生検や透析用カテーテル挿入では、まず上級医の手技を見学し、その後、指導医の立ち会いのもとで実際に手技を行い、経験を重ねながら徐々に主体的に担当します。症例も、糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、急性腎障害、慢性腎臓病、血液透析・腹膜透析まで多彩です。手技の技術だけでなく、適応の判断や治療方針まで一連の流れで学べる点が魅力です。
Q,出身大学や初期研修先による壁は感じますか?医局の雰囲気についても教えてください
出身大学や初期研修先による壁はなく、あたたかい雰囲気の医局だと思います。
私自身は奈良県に縁もゆかりもなく、同期が全員奈良県立医科大学出身だったため、入局当初は上手に馴染めるか不安もありました。しかし、先生方が気さくに声をかけてくださり、自然に輪に入ることができました。診療中に分からないことや困ったことがあれば、その場で上級医に確認できます。また、自分なりに考えた上で治療方針について意見を求めることもでき、丁寧なフィードバックを受けられます。若手が一人で抱え込まず、安心して経験を積める雰囲気があります。
入局を希望の方にメッセージをお願いします。
過去の症例で学んだことを別の患者さんの診療に生かせたときに成長を感じます。まだ分からないことも多く、上級医に相談しながら学ぶ毎日ですが、一つひとつの症例や手技が次の診療の力になります。腎臓内科は、体液・電解質管理、急性期診療、透析、慢性期管理まで幅広く学べる診療科です。少しでも興味があれば、ぜひ見学に来て、実際の診療や指導体制、医局の雰囲気を感じてみてください。




