2024/11/02研究
孤杉公啓先生の原著論文が2024年11月2日にJournal of the American Geriatrics Society誌に掲載されました。2008~2014年までの健診受診者のうち、65~74歳の315,215名を対象にABSI(体型指数)およびBMI(体格指数)と全死亡率との関連を検討しました。ABSI、BMIをそれぞれ四分位に区分し(Q1-Q4)解析を行いました。ABSI Q1と比較し、ABSI Q3およびQ4では死亡リスクが各々13%(調整HR 1.13, 95%CI:1.05-1.22)および23%(HR 1.23、95%CI:1.13-1.34)増加しました。またBMI Q3と比較し、BMI Q1およびQ2では、死亡リスクが各々51%(HR 1.51、95%CI:1.39-1.65)および12%(HR 1.12、95%CI:1.03-1.22)増加しました。特に低BMI群と高ABSI群の組み合わせが高い死亡リスクと関連していることを示しました。