2026/05/31研究
松井勝先生の原著論文が2026年5月31日にDiabetes, Obesity and Metabolism誌に掲載されました。本研究では、糖尿病性腎臓病患者255例を対象に、RAS阻害薬およびSGLT2阻害薬による二剤併用療法(DCT群)にMRA拮抗薬であるFinerenoneを追加した三剤併用療法(TCT群)の有効性を検討しました。その結果、TCT群はDCT群と比較して、24ヵ月後の尿蛋白が47%有意に減少し(p =0.028)、年次eGFR低下率も1.31 (95%CI; 0.25₋2.36) ml/min/1.73 m²/year改善しました(p =0.015)。本研究は、Finerenoneを追加した三剤併用療法が、既存治療に上乗せ可能な新たな腎保護戦略となりうることを示しました。
