2021/05/31研究
鶴屋和彦教授の原著論文が2021年5月号のClinical Experimental Nephrology誌に掲載されました.この論文では,2012年8月から2015年12月の間にESA低反応性と判断された保存期CKD患者さん362名を対象に,11g/dL以上のHb濃度の達成を目指し,より積極的に治療介入した群と,これまで通りのHbの推移を維持した群にランダムに割付け,その有益性を検討しました.その結果,積極治療群と維持治療群で,腎予後や心血管イベントに明確な違いは認められませんでした.