奈良県立医科大学 附属病院 腎臓内科学

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医学生・研究生へ

先輩メッセージ

「専門医を取得したい」、「研究もしたい」、「でも家庭をもって子育ても楽しみたい」、どれも諦める必要はありません。ぜひ、腎臓内科で一緒に働きましょう。 古山理莉

Q,これまでのキャリアステップは?

私は大学卒業後、2年間の初期臨床研修を含めた4年間を大阪の病院で過ごし、2018年に奈良医大腎臓内科学教室に入局しました。入局後は大学病院で勤務し、今まで経験したことのない稀少疾患を主治医として受け持ったり、大学ならではの豊富な腎生検病理に携わるなど、充実した臨床医としての生活を送り、2020年に腎臓内科専門医を無事取得しました。また同時に2020年に第1子を出産し、約1年間の産休育休を経て、再び大学病院に復帰し、2022年春からは社会人大学院生として臨床研究を行っています。

Q,子育てと仕事を両立しながら働きたい!
 妊娠中や育休復帰後の働き方について教えてください。

妊娠中から当直業務や主治医担当は免除していただき、外来・病棟補助・後輩教育など可能な範囲で担当し、復帰後も突然、子どもの熱発で欠勤や早退することもありますが、周りの先生方に助けていただきながら勤務を続けることができています。

Q,どんなところが腎臓内科の魅力ですか?

腎疾患には急性腎障害、高カリウム血症やうっ血性心不全などの緊急症例もありますが、慢性腎臓病や腎炎症候群など慢性疾患の患者さんの保存的治療や透析管理なども主な業務であり、家庭と両立しながらの勤務でも充分にやりがいを感じられます。また内科医としては珍しいですが、腎生検病理所見をつけたり、透析関連の手術を自分たちで行うなど業務内容は幅広く、自分のライフワークバランスに合わせてやりたいことを見つけられる分野です。さらに私のように子育てをしながらでも大学院に進学して臨床研究や基礎研究を行い、キャリアアップを図ることも可能です。

入局を希望の方にメッセージをお願いします。

腎臓内科は全国的にも女医が広く活躍している分野で、当科にも女性の医局員やママさん女医が徐々に増えつつあります。「専門医を取得したい」、「研究もしたい」、「でも家庭をもって子育ても楽しみたい」、どれも諦める必要はありません。ぜひ腎臓内科で一緒に働きましょう。

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